以前、「電源部に隣接してHDDが実装されている」ということで、 どこかで酷評したマシンですが、 今度は「異音がする」って事で入庫してきました。
なんのことはない、冷却部品にホコリが詰まって通風が悪くなっていたのと、 ファンの軸受けが油切れで固着寸前になっていたためだったのですが、 それよりなにより、、、またSONYタイマーを発見してしまいました。
CPU回り、電源回りは、比較的信頼性の高い部品を使っているんです。 もちろん、よくトラブルを起こすって事を十分認識しているんでしょう。 ところが、広いメインボードと電源部、そして地上波チューナーと ビデオエンコードボードという結構な分量のハードウェアの中でたった1個、 コンデンサが膨らんでいたんです。
何をとち狂ったか、このPCが出荷された2005年頃には既に話題になっていたはずの、 台湾製の「アブナイ」(当時既にトラブル報告が各所で上がっていたであろう)コンデンサが、 まさにそこに使われていたわけです。ちなみに、Ltec社製。
ご参考 → http://capacitor.web.fc2.com/l.html
改めて書きますが、2005年発売のこのPC、設計開発に半年かかっていたとしても、 設計段階でこのメーカー(というか台湾のコンデンサメーカー全般)の製品に 「コンデンサ膨張・液漏れ」のトラブル発生が多いという情報は流れていたはず。 2003年頃には既に「なんだかおかしい」って情報が出ていたようですから。 # 某社技術部門勤務の知人にそういう話を聞いた記憶がある。
なぜわざわざトラブルが起きやすいと想定されるメーカーの部品を使うのか? 安価だから、全体のコストを下げたいから、という理由はそりゃもちろん思いつくのですが、 そこにソニー技術部門の「意図的な故障確率の高い場所の作り込み」、 つまり、SONYタイマーの組み込みの意図を感じてしまうわけです。
基板上を見渡すと、他にもそこはかとなく危険なメーカー名が刻まれたコンデンサが 散在しています。さて、オーナー氏になんと説明しましょうかね…
「買い換えなはれ」と言いたいところだけど、このご時世ですからねぇ。