FromNicaragua / 雑感(21)

← 前 ↑index↑ 次 →


Date: Mon, 22 Jun 1998 00:48:00 +0900

 === IBW === ===

 こっちのインターネットプロバイダのIBWですが、下宿から歩いて5分ほどの
ところに事務所がありました。通勤バスでほぼ毎日前を通っていたのに、
利用料金の請求書が届いて住所を確認するまで全然気が付かなかった (^^; 。
もっとも、「IBW」の大袈裟な看板は出てなくてアメリカの通信会社の
「Sprint」の看板が出ていたからなんですけどね。

   #   申し訳程度に脇のほうに「IBW」と小さく書いてあった。

 さらにここ、CISCO Systems(アメリカの通信機器メーカー)の販売代理店も
やっているようです。結構色々と通信関係の機器・サービスをまとめて扱って
いるようで。

 さて本題、今回は利用料金の支払いに行ってきたんですが、土曜の昼前、
12:00ギリギリに行ったので受付に人がいなくて、あれ、もう閉っちまったかなと
思ってたら、中から人が出てきまして「こっちへどうぞ」と。でも、
受付の人は既に帰る体制だったので、12:30くらいまでの勤務なんでしょう。

 料金はドル建ての請求で、その時々のレートに応じてコルドバ換算して
請求書に書いてあるんですが、もちろんドル払いも可能。今回はちょっと
計算間違いをして持っていったドルが少なかったんだけど、残りをコルドバで
払う事が出来て一件落着。でもって、ドルの小銭が手元に残ってしまい
ました (^^; 。

 あと、以前から利用できなかった電子メールのアカウントのパスワードも
今回変更してもらったし、利用料金はカード払いにしたし、これでIBWに
関する手続きは全部終了です。

 事務所の奥のほうのマシン室とかはちょっと覗くことが出来なかったけど、
それぞれの席にPCが置いてあって、客の情報とかはそこで確認できるような
システムにはなっていたようです。でも、それを客の目に触れるところに
置くようでは、ちょっと…… (苦笑) 。

 先日書いたサーバーの管理の甘さといい、パスワードをその場で変えてくれる
体制といい(*)、セキュリティというものに対する意識がまだまだ希薄な
ようです。

    (*)    まぁ、これはこれで非常に便利というか、
          有り難かったんですが。。。 (^^;

 === 若い母 === ===

 日本では晩婚だ少子化だとずいぶんと前から騒がれていますが、
こっちは13歳の母親なんてのがあれば、閉経直前まで子供を産むという
人もあるようです。48歳で14回目の妊娠だとか、38歳で11人の子供が
いるとかって人もあります。
 特に田舎のほうの純真で従順な女性にそういう人が多くて、そのような人に
家族計画の話をしようとする医師などがいると旦那が嫌がらせをするんだとか。
いわく、「子供が出来ない時を狙って浮気されたら困る」と (-_-; 。

 でも、そういうことを言ってる旦那のほうが結構浮気者だったりします。
たとえば、「いまのは7人目の嫁さんで、以前の嫁さんとの間も含めて36人の
子供がいる」と豪語する(*)人や、「彼女が二人いるんだ」と平気で片方の
彼女の前で喋ってる人……。典型的な男性上位社会とでも言いましょうか。

    (*)   ホラも入ってると思いますけどね。で、大抵は浮気がバレて
         離婚して、浮気相手と結婚(あるいは同棲)するってのを
         繰り返してるのではないか、と。

 ただ、こういう事情も都会ではずいぶんと違うようで、田舎のほうと比べて
情報の入手がしやすい、あるいは医療機関や女性に対する教育機関が手近に
あるということもあって、都会の「未来の母親」達はしっかり勉強していて
多くの子供を生まない人が多いようです。

 === オ・カ・マ === ===

 金曜の夜、同僚と飲みに行きました。帰り、当たり前のように飲酒運転で
ガンガン飛ばしてる同僚の車の助手席で、ちょっと恐いなぁと思いながら
足を踏ん張ってたら、ある交差点で車を止めて道端でたむろしてる女性に
声をかけてる。おぃおぃ、あんた、妻子持ちだろと思いながら話を
聞いてると、、、どうやら女性と思われた人達は「おかま」だったようで。

 タイトのミニ、長髪、ド派手な化粧と周囲の暗さ(*)にだまされて (苦笑) 、
彼女(**)らの声を聞くまで気が付きませんでした。

    (*)   街灯も結構増えているようですが、それでも無いところや
         あっても壊れてるところが結構あります。そういう所に彼女らは
         たむろしてます。
    (**)  一応、その外見を繕う努力 (爆笑) に敬意を表して……。

 最初、「お兄さん、100コルドバでどう?」なんて言ってたのが、同僚が
高い、負けろなんていってると、あっという間に20コルドバまで値下がり (^^; 。
一晩でどの程度稼いでいるのか興味のあるところでもあります。


                                          おーうち ; 1998/06/21

← 前 ↑index↑ 次 →

(c)1998 おーうち