食器洗い乾燥機のリレー交換

Panasonic NP-U45B1P1、エラーコード H30。

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(第1版 2005/02/01)


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 とりあえず動作には支障は無かった(ように見えていただけ?)のですが、エラーコードが出るのがあまり面白くないので、Panasonicのサービスに電話したところリレーの問題でしょう、交換したら直りますよ、と・・・。
 「個人で修理業をやっている者ですが」ということで(実際そうなんだけど) 、部品を払い出してもらいました。2,100円でリレーが1個。あとは自分の手間賃なので、まぁ安いと言えば安い修理でした。

 装置の下側の蓋を開け、給排水のパイプを外し、装置自体を手前に引き出して裏蓋を開け、回路図(先に外した装置下蓋に記載)の配線の色と見比べながら問題のリレーを特定し、コネクタをつなぎかえ、あとは元通りにして完了。しめて1時間弱の作業でした。


問題の食器洗い乾燥機。購入後3年半ってところでしょうか。


サービスセンターで買ってきたリレーの入った箱。

本体下部の蓋を開けたところ。右手にある給水コックを閉じ、給水用フレキ管のネジを緩めて外し、下の白い配水管も外します。水がこぼれるので注意。

裏蓋を開けたところ。上部にリレー2個とモーター用コンデンサ(かな?) があります。

問題のリレー。同じものが二つ並んでいますが、配線の色が違うので、回路図と見比べれば見分けがつきます。

左側、新品。こうして並べて見ていてちょっと気がついたことが。

こちら、元々付いていたもの。
DC10.5V動作。

新品。
DC12V動作。

参考までにもう一つ付いていたリレーはDC10.5V動作。
まぁ、大きな問題ではないのかもしれませんが。。。

外したリレーを開けてみました。

ごくごく普通の構造。

端子は見事に焼け焦げてます。もう少し容量の大きなリレーにしてもいいのではと思うのですが。。。

 作業中に、装置に付いていたリレーと払い出されたリレーのコイル電圧が違うことを発見。まぁ、大きな問題ではないのでしょう。

 また、外したリレーは例によって (笑) バラしてみたのですが、まぁ見事というほか無い接点の状態でした。いい具合に炭化してます。これじゃ電流も流れにくくなるよな・・・。もう少し接点容量の大きなものにするか、あるいはスパーク対策の部品を入れるなどすれば、耐久性も上がりそうなもんですが・・・そのうち勝手にコンデンサでも入れといたろかな。S

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