ATキーボードのでっち上げ

変換コネクタって、最近、売ってないんですよね・・・

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(第1版 2004/Sep/04)


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 電源の壊れたPCが修理で入ってきました。

 電源の交換が終わって、さて、調整をと思ったんですが、キーボードがつながりません。コネクタが、いわゆる「AT」規格と言うんでしょうか、デカイ、古いタイプのキーボードを繋ぐマシンだったわけで。。。

すでに出来上がったキーボードのコネクタが接続されてはいますが、、、


 店に行って変換コネクタを探したんですが、どこにも置いてない(売れないんだろうな)、仕方がないので中古屋で現行PS/2コネクタのキーボード(210円)と、5ピンDINコネクタの付いた怪しげなケーブル(105円)を買ってきて、ケーブルを切った貼ったして作ってしまいました (笑) 。

キーボード210円、コネクタ105円。


 以下、切った貼ったの記録です。半田付けが見苦しいのは、まぁ、、、相手が小さかったということで (笑) 。

なんだか怪しいケーブルでした。とりあえずバラす。

キーボード側のケーブルもコネクタ部分を切断し、端末処理。コネクタのほうは丸ピン、しかも突出部無しという困った形状でしたが、、、


何とか強引に半田付けしてみました。それにしても汚い。。。


コネクタを外装金具にセットして、


ケーブルが抜けないように金具をかしめて、カバーをかぶせて出来上がり、です。半田付けのときに温度を加えすぎてピンが少しゆがみ、差し込みにくくなるというアクシデントはありましたが、どうにか入りました。快調に動いてます。

Data
Clock
Vcc
Gnd

参考までに、 ケーブル内部の信号線の色と信号の対応です。ただ、これはキーボードメーカーによって違うことも十分考えられますので、実際のところはキーボードを分解し、内部の制御基板上のシルク印刷などによって確認するのがいいと思います。

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※ 分解や修理、その他の行為は自己責任で行ってください。分解の途中で怪我や感電をしたり、修理のつもりで対象物の破壊に及んだとしても、ページの作者は看護や修理も含めて一切の賠償の責を負うことができません。

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